有馬温泉の湯は海水が温泉となって、六百万年以上かかってでてくる神湯と言われています。その間、時代は常に流れ、移り変わってきました。
この千数百年の歴史においても、舒明天皇、孝徳天皇、柿本人麻呂、行基、在原業平、和泉式部、藤原道長、小野小町、蓮如、石田三成、豊臣秀吉、福沢諭吉、伊藤博文、竹久夢二、蒋介石、高浜虚子、谷崎潤一郎ら多くの人が有馬の地で「癒し安らぎ」をえていました。そして、傍らに、癒しの香があったことはいうまでもありません。
有馬香心堂の商品は日本一のお香の産地、兵庫県淡路島の香司ら職人が心を込めて創ったものや、京都や堺などから優品を集めています。自然や情緒を感じさせる“有馬の地”で出会ったお香を聞きながら、心行くまで癒しの時間をお楽しみ下さい。